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アパレル品を物流ロボットで効率出荷。
人にやさしい環境創出し、人材対策へもつなげる。

株式会社アダストリア 常総DC 様

概要01

カジュアル衣料の大手、株式会社アンドエスティHDグループのブランドリテール事業をになう株式会社アダストリアは茨城県常総市に、関東圏に展開する約800店舗への物流拠点となる「常総DC(ディストリビューションセンター)」を開設し、本稼働を開始しました。
センターには、「AGV(自動搬送ロボット)」やオリコンの自動入出庫を行う「CTU(カートン トランスファー ユニット)」など最新鋭の物流ロボットが数多く導入され、アパレル品の効率的な保管・出荷を実現しました。

動画02

設備の特長03

入荷した商品は、検品したあと「ローリーズファーム」や「レプシィム」など13のブランドごとにオリコンに入れ替え、保管します。保管エリアには、5万ケース以上のオリコンが高密度保管できるダブルディープ構造の高層ラックと、22のワークステーションが設けられ、50台のAGVと57台のCTUとのコンビネーションでスピーディな入出庫が行われます。

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5万ケース以上のオリコンが保管できる高密度ラック

■入庫

入荷商品の入ったオリコンは各ワークステーションでスキャンされ、AGV上のPOD(運搬棚)に投入されます。PODは両面で18ケースが格納できます。PODが満載になると、AGVが該当するラックまで搬送し、CTUにバトンタッチします。CTUはAGVからオリコンを引き取り、ラックの所定間口に格納していきます。CTUはクレーン機能を備えた搬送ロボットで下段から上段まで任意の間口に自在に格納することができます。

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ワークステーションではAGV上のPODにオリコンを投入
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クレーン機能を備えたCTU

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ラックの上段も自在にリフトアップ

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該当間口にスピーディに格納

■出庫

当日の出庫情報は深夜に受信し、早朝4時から始業開始までにCTUが無人環境の中で、出庫準備を進めます。CTUは出庫商品の入ったオリコンだけを取り出しAGV上のPODに移載していきますのでヒット率は100%を実現しています。業務が始まると、AGVが最短経路を走行し、およそ2分でPODをピッカーが待機するワークステーションへ運びます。ピッカーは到着したPODからオリコンを取り出し、商品をスキャンしていくだけでピッキングは完了します。

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ステーションにPODを運ぶAGV

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ステーションに到着したPOD

■仕分け・出荷

ピッキングを終えた商品は、仕分けロボット「t-Sort」(プラスオートメーション(株))が店舗別に段ボールケースへ仕分けます。そしてケースは、封緘と送り状貼付が自動的に行われ、店舗に向け出荷されます。

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店舗別に仕分ける「t‐Sort」

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高速自動封函機

設備導入の効果04

これまで、入出庫からピッキング、店舗別仕分けにいたる作業を人手主体で行っていましたが、物流ロボットの導入により、自動化が進み、作業者の歩行距離削減など身体的負担が劇的に軽減されました。また、従来は人の手が届く範囲の高さの保管棚を活用していましたが、CTUの活用で天井高さ(5.5m)ギリギリまでの高層棚を設置することができ、保管能力を大幅に拡大させました。

お客様の声05

自動化により、物量が多い日でも、出荷時のリスクは限りなくゼロになりました。また、大半の移動作業はロボットに置き換わったため、人にやさしい環境が生み出され、結果的に人手不足の課題解決にもつながると考えています。今後、取り扱い量はさらに増えていくと思いますが、生産性を高めていくことで対応していく計画です。

会社名
株式会社アダストリア
事業内容
株式会社アンドエスティHDグループのブランドリテール事業をにない、衣料品・雑貨等の企画・製造・販売を行う
ホームページ
https://www.adastria.co.jp/

※本記事内容は2025年11月に取材した内容を元に構成しております。
 記事内の数値データや組織情報は取材時のものとなります。

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