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マグネット駆動コンベヤ 機能・用途例

ラインナップ

機能

特長

低発塵

マグネットの磁力を利用して、非接触でローラを駆動させるため、駆動箇所の摩耗による発塵を抑えます。

低騒音

非接触のマグネット駆動で、高速搬送時の騒音が大幅に減少。静かで優しい作業環境を実現します。

省エネ

従来方式のベルト駆動よりも消費電力を低減。高効率ブラシレスモータ(標準搭載)との組み合わせで、さらに省エネ化。

メンテナンスフリー

非接触駆動だから駆動部の消耗がなく、メンテナンスフリー。ランニングコストの削減にもつながります。

駆動原理

磁力の反発原理を活用し、非接触でローラへ動力を伝達します。これにより、発塵を抑えたクリーンな搬送を実現しました。

マグネット駆動コンベヤ 機能 駆動原理写真

磁気の安全性

磁気の安全性に配慮した構造を採用。搬送物は磁気の影響をほとんど受けません。
ただし、以下の点にはご注意ください。

  • ペースメーカーや医療機器をご使用の方は、マグネット部に近づかないでください。
  • 電子機器やアナログ式時計、磁気カードなど磁気に影響を受けるおそれのあるものを駆動部に近づけないでください。
  • 磁気に対して配慮が必要な搬送物の場合、下記の駆動部磁気量を参考に選定ください。

磁気量

アルミフレーム、ステンレスフレーム(非防水)

マグネット駆動コンベヤ 機能 磁気量図01

ステンレスフレーム(防水)

マグネット駆動コンベヤ 機能 磁気量図02

コギングと脱調について

コギング

低速稼動時、磁気吸引力の変化による抵抗が発生する「コギング現象」が生じ、ローラが脈動(しゃくり)状態になる場合があります。

脱調

高負荷かつ高速状態が続くとローラ軸の回転が停止し、負荷を除いても回転が復帰しない「脱調現象」が起こります。その際は、電源のON/OFFをおこなってください。