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飲料

手作業から自動化へ転換
2台のロボットパレタイザでパレタイズ工程刷新

伊藤園ティーファクトリー株式会社  様

概要01

伊藤園グループの中核製造会社、伊藤園ティーファクトリー株式会社は、西日本の生産拠点となる神戸第一工場の梱包・パレタイズエリアに2台のロボットパレタイザと搬送設備で構成したパレタイズシステムを導入しました。これまで梱包されたケース品のパレット積みは、軽いこともあり、5ラインある梱包ラインのエンド部で人手で行っていました。しかしながら、生産量の増加に加え、深刻な人手不足から手積み対応は限界を迎えていたため、自動化に踏み切ったものです。

動画02

設備の特長03

神戸第一工場は、焙煎品や荒茶をティーバッグやパック茶に包装し、製品化する拠点です。現在20種類以上の製品を5ラインで生産しています。上流で個装された製品は、梱包室で箱詰め・梱包され、隣接する製品倉庫に導入されたロボットパレタイザへ供給されます。

立体搬送ライン

ここで注目されるのが、梱包室内に設置された搬送ラインです。4台のスパイラル(らせん)コンベヤと昇降コンベヤ(オークラキャリーライン活用)により、4.5mの高さにラインを立体化しました。立体化させたことで、室内に自由な作業エリアを確保しました。また、梱包ラインは2階の見学者通路からも見通せるため、「"見せるライン"を意識した」(工場の設備ご担当者)ことも立体化の理由になっています。

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梱包室は見学者通路から見渡せる

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"見せるライン"を意識しスパイラルコンベヤはカラフル

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オークラキャリーラインを活用した昇降コンベヤ(立体ラインの左側)。ラインの下は通路や作業スペースに

5パレットに積み付けるロボットパレタイザ

上昇した製品は合流し、開口部から製品倉庫へ運ばれます。そして、スパイラルコンベヤで下降させ、ロボットパレタイザへ送り込まれます。供給ラインでは、カメラスキャンでケース情報が読み取られ、5間口に分岐。1台のロボットが3パレットに、もう一台が2パレットに品種別に積み分けます。積み付けられたパレットは下流で合流し、1カ所設けられた排出口からフォークリフトが引き取っていきます。

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2台のロボットパレタイザが5パレットに製品別に積み付ける

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手積みに比べ荷姿が安定し、品質向上にもつながっている

設備導入の効果04

設備導入により、パレタイズ工程全体で8名の省人化を実現したほか、作業のばらつき低減や品質の安定化にも寄与しています。また、パレットのフォークリフトによる取り出し口が1カ所に集約されたことで、フォークリフトの走行範囲が狭まり、安全面が大きく向上しました。

お客様の声05

24時間3交代制で操業を続けていますが、人手不足は深刻です。 その打開策として、もっとも人手を要していたパレタイズエリアの自動化をはかりました。 生産停止期間を最小限に抑えるため2カ月の工事予定を1カ月に短縮するなど、苦労もありましたが、現在は安定稼働を続けており安堵しています。 今後は資材搬送など、さらなる自動化を段階的に進めていく計画です。

会社名
伊藤園ティーファクトリー株式会社
事業内容
茶葉製品の製造、麦茶原料の焙煎
ホームページ
https://www.itoenteafactory.co.jp/

※本記事内容は2026年5月に取材した内容を元に構成しております。
 記事内の数値データや組織情報は取材時のものとなります。

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