食品
5600食分の食器を短時間で効率よく洗浄。
装置間をクールコンベヤⅡが搬送。
古賀市学校給食センター 様

概要01
福岡市のベットタウンとして発展する福岡県古賀市には、小学校8校、中学校が3校あり、古賀市学校給食センターが全校に給食を届けています。現在の施設が完成した1998年以来、洗浄室では当時では珍しいロボットを含めた洗浄ラインが稼働を続けてきました。しかしながら、老朽化は否めず、先ごろに設備を全面刷新し、運用を開始しました。洗浄設備は業務用厨房機器の大手、AIHO(アイホー)がまとめ、搬送設備にはオークラのステンレス製「クールコンベヤⅡ」が採用され、洗浄の効率化をサポートしています。
動画02
設備の特長03
学校から回収される食器は、①椀 ②皿 ③トレイ・備品(はし、スプーン、お玉ほか)などがあります。それぞれ専用ラインを設け、徹底洗浄されますが、中でもメインとなるのが椀と皿のラインです。投入ラインは省スペース化をはかるため、直線1ラインとし、洗浄の出発点となる汚れを落としやすくする各浸漬(しんせき)機の手前で分岐させます。椀と皿が入った食器カゴの側面にはカラープレート(赤が椀、青が皿)が装着され、色識別で振り分ける仕組みです。浸漬機から排出された椀と皿は作業者が中に溜まった水を捨て、カゴと食器を別々に食器 投入装置へ投入し、洗浄機に送られます。洗浄機の排出部ではロボットが待機し、整えられた状態で出てくる食器を所定数ずつピックし、食器カゴへ移載。移載された食器カゴをクールコンベヤⅡが保管機まで運び、翌朝の準備が完了します。



設備導入の効果04
25名前後の作業人員は変わりませんが、老朽化が進んでいた以前の設備はトラブルが頻繁に発生していたため、長時間化が避けられませんでした。それが、新設備では1皿少ないパン給食の日なら午後3時、米飯給食の日でも3時半には作業が終了できるようになりました。
お客様の声05
作業者は午前の調理を終えると、休憩をはさみそのまま午後からの洗浄を行うため、疲労がたまります。衛生面や安全を担保する上でも、作業時間を短くすることは新設備導入の大きな目的でした。新設備を導入した結果、2時間程度で洗浄作業が終了できるようになり、十分な手応えを感じています。
- 施設名
- 古賀市学校給食センター
- 運営・管理
- 古賀市教育委員会
- 対象校
- 古賀市内の小学校8校、中学校3校
- 給食数
- 約5600食/日
- ホームページ
- https://www.city.koga.fukuoka.jp/cityhall
/work/kyushoku/index.php
※本記事内容は2025年12月に取材した内容を元に構成しております。
記事内の数値データや組織情報は取材時のものとなります。