概要01
化粧品・日用品、一般用医薬品卸の最大手、株式会社PALTAC。同社のRDC埼玉(埼玉県杉⼾町)は、AIやロボットなどの最新技術と現場運営ノウハウを融合させた次世代型の大型物流センターです。ケースピッキングエリアにはロボットが8台導⼊され、下流側の出荷要請に合わせて、自動倉庫から搬出された該当品種を必要数ピッキングしていきます。ハンドリングの難しいケースのピッキング作業をロボットで自動化することにより、大幅な作業効率の向上とピッキングミス「ゼロ」を実現しました。
動画02
設備の特長03
ケース品のピッキング作業は、ビジョンセンサとAIを備えた「AIケースピッキングロボット」8台がパレット自動倉庫から搬出された該当品種を必要数ピッキングします。マスタレス化により計測・登録作業が排除されるとともに、寸法・重量の自動計測により⼈的ミス「ゼロ」を実現。多品種ケースも99.9%以上の⾼精度で認識することができます。新しい品種が追加された際もケース寸法やパレット上の配置を自動で認識し、最適な搬送経路と速度を自動計算して実⾏します。またロボットハンドはケース天⾯形状の徹底研究を⾏いケースを確実にピックする新型ハンドを開発し、多品種ケースに対応しています。

パレット自動倉庫から出庫した商品を所定の数量ピッキングする

様々な形状のケースを確実にピックする新型ハンド